競馬の国際グレード 1
セリ市では、販売者が売りたい馬をよりよく見せようと様々な努力を重ねる。購入者が事前にせり市における購買予定馬のチェックの資料とするためのせり名簿があり、せり名簿に対しても売りたい馬をよりよく見せたいという販売者の意向が働くのは当然のことであろう。しかし、せり市では公正な市場を構築する必要があり、その中でもせり名簿の作成基準が必要となった。
そこで、国際セリ名簿基準委員会(International Cataloguing Standard Committee: ICSC)がせり名簿の作成基準を作ることとなった。せり名簿はその馬の父や母を含む血統構成やその競走成績を記載する。そこで勝利した競走がどのような競走であるかを格付けする必要が生じたために、このグレード制が用いられることとなった。1971年にはヨーロッパでグループ制が、1973年にはアメリカでグレード制が採用された。